エクイティ型とは何ですか?エクイティ型と貸付型の違い
貸付型
貸付型は、クラウドファンディングで集めた資金を使って、お金を借りたい企業に対して不動産を担保にとって融資をします。投資家の皆様は融資に対する利息及び元本をOwnersBookから利益配当及び出資金返還として受け取ります。
※OwnersBookでは、シニアローンとメザニンローンの場合があります。
エクイティ型(※US非上場eREIT案件を除く(以下、このページにおいて同じ))
エクイティ型は、クラウドファンディングで集めた資金を使って、単数または複数の特別目的会社(SPC)を経由して、不動産信託受益権を購入します。投資家の皆様は物件の運用中の賃料収入や不動産信託受益権の売却による売却益をOwnersBookから配当として受け取ります。
※特別目的会社(SPC = Special Purpose Company)とは、特定の資産を担保にした証券の発行など、限定された目的のために設立される会社を指します。不動産投資の場合には、対象となる不動産を保有したり、それを裏付けに資金を調達するなどの役割を果たします。
エクイティ型案件のリスクとリターン
エクイティ型案件は不動産の賃料収入や売却益が配当原資になるため、購入時よりも高い金額で売却するとその分配当が増える半面、購入時よりも安い金額で売却すると元本が一部若しくは全額毀損する可能性があります。
不動産価格の影響を受けやすいのは
①エクイティ
②メザニンローン
③シニアローン
の順となります。つまり、エクイティ型案件への投資は、メザニンローンやシニアローンへの投資となる貸付型(ソーシャルレンディング)案件への投資よりも変動が大きくなる可能性があります。
購入時よりも高い金額で売却した場合
ローンの金額は変動せず、エクイティの金額が大きくなります。上の例では、エクイティ投資1億円が150%の1.5億円になります。
※実際は経費や手数料が含まれるので手取り金額はその分少なくなります。
購入時よりも安い金額で売却した場合
ローンの金額は変動せず、エクイティの金額が小さくなります。上の例では、エクイティ投資1億円が50%の5,000万円になります。
※実際は経費や手数料が含まれるので手取り金額はその分少なくなります。