不動産広告の間取り図に見られる略称 その1
マイホームの購入や新しく部屋を借りようと思ったとき、物件探しには必ず不動産広告の間取り図を見ることと思います。この間取り図が掲載されたチラシを業界用語で「マイソク」と呼ぶそうです。以前「毎日速報センター」という会社がそのチラシを制作し配布の際に「マイソク(=会社の略称)です!」と持ってきていたのがいつのまにかチラシのことも「マイソク」と呼ぶようになったそうです。
バンドエイドという商品名がそのまま固有名詞になって使われている感じですね。
さてこの間取り図には沢山のアルファベットの略称が記載されていたり、英語表記や意味がわからない横文字、単語などイメージしにくいものがあったりします。
一般的に使われているものをピックアップしてみました。決められた表記があるわけではないので、不動産屋さんによって記載が違う場合があるようです。
- 1R:居住スペースである寝室とリビング(居間)とキッチン(台所)との仕切りがないタイプを「1R(ワンルーム)」と言います。
- K:「キッチン」台所
- D:「ダイニング」食事をする部屋
- L:「リビング」居間
- S:「サービスルーム」納戸(窓が小さいなど採光が不足していて居室と認められない部屋)
- N:「納戸」
- DEN(デン):英語でほら穴、巣の意味、基本的にはサービスルームと同じもの
- RF:「ロフト」一室の上方にある中二階のようなスペース
- UB:「ユニットバス」洗面・浴槽・トイレなどが一緒になった浴室
- CL:「クローゼット」主に衣類などの収納スペース
- WIC:「ウォークインクローゼット」歩いて入れる広さ・形状の収納
- SIC:「シューズインクローゼット」靴を履いたまま入れる広さ・形状の収納で主に靴を収納するためのもの。通常単なるSB:「シューズボックス」下駄箱と区別して記載されます。
洗面所にある「W」や「洗」の記載は洗濯機(Washing Machine)を置く場所。
台所にある「R」や「冷」の記載は冷蔵庫(Refrigerator)を置く場所。
英語の表記の頭文字をとったりしているので、場所から想像できるものもありますが、次回は意外と読めるようで読めない略称を紹介してみたいと思います。
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