今や50銘柄ある(平成27年2月10日現在)不動産投資法人(J-REIT、ジェイ・リート)ですが、いったいどんな不動産が投資の対象となっているのでしょうか?
◯ J-REIT(ジェイ・リート)が保有している不動産の主な用途
どのような用途の不動産を投資対象とするかで、J-REITはどれか1つの用途に絞った「特化型」、主に2つの用途に絞った「複合型」、限定せずに3つ以上の様々な用途を取り入れた「総合型」と分類されていたり、また東京エリア、関西エリアなどJ-REITの中には特定のエリアに特化したものもあるようです。
不動産の賃料収入がJ-REITの分配金に大きく影響してきそうなので、オフィスビルに適しているエリアなのか?ファミリー層のマンションに適しているエリアなのか?などそれぞれのJ-REITがどのようなエリアにどのような用途の不動産を保有しているのか、J-REIT選びには不動産の用途と所在を把握することが重要になってきそうです。
◯ 物件情報などの情報を収集するには?
J-REITが保有している物件などに関する情報は、各J-REITのホームページで閲覧することができます。
物件の規模や立地、稼働率(満室なら賃料収入が見込めるなどの判断も出来そうです)などの物件情報のほか、運用方針や体制、財務情報や運用報告書なども開示されているようです。
個人ではなかなか大きな物件を持つことが出来ないので、オフィスビルのオーナー、商業ビルのオーナー、はたまたホテルのオーナーになれる(間接的であれ)のはJ-REITならではと思います。
街を歩いて気になったビルやホテル、もしかしたらJ-REIT物件かも知れません、どんなところにどんなJ-REIT物件があるのか調べてみるのもおもしろそうです。
もしかしたら、いつもお買い物に出掛けるショッピングモールや旅先で宿泊したホテルがJ-REIT物件かも、何て考えてみるとJ-REITのことがより身近に感じることができそうですね。
0 件