コンバージョン(Conversion)とは、現状の建物の用途を変更することで建物を再生する手法を指します。解体および新築による建設費と比較するとコストが安くなるケースが多く、マーケットに対応した用途に転換することによって収益を改善することを目指した手法です。
固定資産税評価額
固定資産税評価額とは、固定資産課税台帳に記載された土地・建物の評価額を指します。
固定資産税評価額は3年に1度、1月1日を評価時点として評価替えが実施され、固定資産税・都市計画税・不動産取得税・登録免許税など、不動産関連の税を課税する際の基礎となります。個々の評価額は公表されず、原則として当該土地・建物の所有者のみが知ることができます。
評価額は、土地の場合、公示価格および標準価格の70%を目安にしたうえで画地補正を施して求められます。家屋の場合は、評価の対象となった家屋と全く同一のものを新たに再度建築しようとした場合に必要とされる建築費を求め、そこから経過年数に応じた損耗の状況などを考慮して求めるとされています。
固定資産税
固定資産税とは、毎年1月1日時点の土地、家屋および償却資産の所有者に対して課税される地方税です。
基本的には市町村税ですが、東京23区は都税扱いとなります。標準税率は1.4%ですが、住宅用地や新築住宅(建物)、認定長期優良住宅の建物については課税標準や税額の軽減措置があります。
課税標準の基礎となる土地の価格(固定資産税評価額)は地価公示価格の70%を目途とされています。固定資産税評価額は3年ごとに評価替えされますが、負担調整措置が取られています。
納税通知書は、通常5月頃にその年の1月1日時点の所有者に送られてきます。納税者はその送られてきた納税通知書を使って納税します。納税の仕方は1年分一括払い、または年4回の分納のいずれかを選択することができます。
(2016年6月現在)
0 件