不動産広告の間取り図に見られる略称 その2
前回に引き続き、間取り図に見られる意外と読めるようで読めない略称を少し紹介してみたいと思います。
- SK:「シンク」流し
- CF:「クッションフロア」フローリングではなく、ビニール製などの疑似フローリング床材のこと
- MB:「メーターボックス」電気・ガス・水道のメーター(計器)を収納したもの
- PS:「パイプスペース」給水管、汚水管、雑排水管、ガス管などが配管されているスペース
- CH:「シーリングハイ」天井高のことで、床面から天井下面までの高さの数字が書いてあります。(記載例:CH=2,400mm)
- EV:「エレベーター」の略
アルファベットの略称がわかると間取り図に限らず嬉しい気持ちになります。また略称ではないですが、意味の分かりにくい横文字、単語も最近増えています。一例ですが少し紹介します。なかなか耳にしない言葉、想像できない単語ばかりかもしれません。
「アルコープ」もともとは壁の一部をくぼませて作ったスペースのことですが、マンションでは玄関前の共用廊下より少し引っ込んだ玄関前の空間のこと
「ビューバス」お風呂場に窓があり外が見えること
「スロップシンク」バルコニーなどの外に水道やシンク(流し)の設備があること
「ニッチ」壁を凹状にくり抜き作られる棚、飾り棚のこと
間取り図にはアルファベットの略称が多く、ぱっと見てすぐにわからない部分も多いので、代表的なものを覚えておくだけでも物件探しに有効活用できると思います。 またマンションなどの設備は日々進化していますので、新たな横文字、単語が増えてくることもあります。実際には現地で間取り図と照らし合わせながら見て、疑問点を解決していくのが良いかと思います。
今はネットで簡単に物件探しが出来るようになりました。間取り図を見ているだけで家具の配置を考えてみたり新しい生活をイメージしたりしながら楽しむことができますね。
0 件