実際、条件さえ整えば、比較的容易に好条件での融資を受けることができるとは言え、莫大な資金が必要な不動産を購入して大家さんになるというのはかなりハードルが高く思えます。
資金面はもちろんのこと、その後の管理・運営面を考慮しても、不動産購入においては不動産の見る目を十分に養う必要性がありそうです。
個人で大家さんになるのはなかなか厳しいなと思っている方には、やはり不動産投資信託、J-REITなどを利用するのも1つの方法かと思います。
<J-REITの仕組み>
J-REITの仕組みは、簡単に言うと、皆で集めたお金で不動産を購入し、不動産の専門家に運用してもらい、得られた収入をみんなに分配すること、といったところでしょうか。
投資法人そのものは上場しているので、証券会社(ネットでも口座が開設可能)を通じてタイムリーな売買が可能なうえ、NISA(OwnersBook1年生(3) ~NISA(ニーサ)とは?~をご参照ください。)の利用もできます。
また個人では大変だなと思っていた不動産の運用や維持管理には、国の登録を受けた不動産の専門家も携わっているので初心者にとっては安心感があります。
さらに情報開示(不動産の種類、所在、規模、運用方針など)についても、ある程度は充実しているので、J-REITを選ぶ際の重要な情報源になりそうです。
もちろん投資法人は上場廃止の可能性もあり、価格変動、分配金の減少、自然災害などによる不動産の収益性が低下するリスクなども考えなければなりません。
<これからの不動産投資>
少額資金ではじめられる不動産投資といえばOwnersBookも選択肢として加えることができそうです。
実際に不動産を購入し大家さんとして投資するにしても、金融商品を通じて不動産投資(J-REITなど)をはじめるにしても、いろいろな「ハテナ」が飛び交います。
例えば、不動産の専門家ってどんな人?J-REITで開示されている情報ってどんなこと?不動産の種類にはどんなものがあり、どんな特徴があるのだろう?
今後も不動産投資の「ハテナ=小さな疑問」を少しずつ勉強しながらブログにアップしていこうと思います。
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