路線価とは、課税価格を計算する際の基準となるもので、相続税や贈与税算出の基準となる「相続税路線価」と、固定資産税や都市計画税・不動産取得税・登録免許税算出の基準となる「固定資産税路線価」があります。
単に「路線価」といった場合は「相続税路線価」を指すことが多いです。
「相続税路線価」は市街地を中心として道路の1本1本に細かく設定されています。
価格はその路線(公衆が通行する道路のこと)に面する標準的な土地の1平方メートル当たりの価格を千円単位で表示しており、個別の土地の評価額を求めるときは各種の補正が必要となります。
その年の1月1日時点の価格を、国税庁が毎年7月上旬頃に発表します。この路線価は国税庁のホームページで確認することができます。
水準は公示価格および標準価格の80%を目安として決定されています。
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